前回主に文章の引用についての記事で終わってしまったので、今回は画像の引用についてです。
前回の記事はこちら↓
ブログに関する著作権あれこれ【引用編】
漫画や映画の感想が書きたくなった時、やはり画像があった方が書く方も読む方もイメージが湧きやすいと思います。
大好きな作品を自分なりに考察して記事を書きたい、でも文字だけの記事では説明がちょっと難しい…
でも著作権侵害怖いから、画像使うことに踏ん切りがつかない~!てなことよくありますよね。
私は生来の漫画好き、映画好きですから、この先ブログを続けていけば絶対にレビューを書きたくなる時が来るでしょう。
ですから今のうちにしっかりルールをお勉強しておきます。
画像の引用も基本的には文章と同じルール
絵も写真も文章も著作物。著作物には著作権者が必ずいますので、本来であれば著作者の許可を得てから載せなければなりません。
ですが許可を得られなければその作品の感想を述べられないとなると、許可を得るまでに時間がかかる上、沢山の人に作品を知ってもらう機会が減るということになります。すみません、前回と内容が重複しますが。
例えば新作映画を見に行った、漫画の新刊をを読んだ、その感想を読んで見てみたいなと思った人たちがまた映画館に足を運んだり購入したりと作品の拡散につながるわけです。
もちろん古い作品だってSNSが再ブームの火付け役になることもあります。
著作者にとっても有益になる引用の使い方をしたいものですね。
以下、文化庁のホームページより著作物の引用についての引用です。引用をしたい時はその都度ルールを確認しながら行おう、と自分に言い聞かせております。
(注5)引用における注意事項
引用元:文化庁「 著作物が自由に使える場合 」
他人の著作物を自分の著作物の中に取り込む場合,すなわち引用を行う場合,一般的には,以下の事項に注意しなければなりません。
(1)他人の著作物を引用する必然性があること。
(2)かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
(3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
(4)出所の明示がなされていること。(第48条)
(参照:最判昭和55年3月28日 「パロディー事件」)
アイキャッチやイメージ画像は安全なものを使おう
記事にイメージ画像を入れたい時や、印象的なアイキャッチ画像を使いたい時ってありますよね。
自分で撮った写真や描いたイラストなどを使うのが一番安全だと思いますが、フリーの素材を提供しているサイトも種類が多くてとても重宝します。
私は「写真AC」「イラストAC」にプレミアム会員登録して、よく使わせてもらってます。
加工OK、商用OKで、とにかく素材数が多いので記事のテーマにあった画像が見つけられます。
ただ無料会員登録だと検索やダウンロード数に制限があるみたいです。
クリエイターさんが素敵に撮ってくれた写真ですから、ブログをいいものにする為にも多少の出費は仕方ないですね。
加工OKな写真であれば、切り取ったり文字をのせたり、表現の幅が広がりますよ~
なんとブログに使っていい漫画のコマを提供してくれているサイトがある!
それは「アル マンガファンの愛で作るマンガサイト」というサイト
こちらでは漫画をより楽しむためのさまざまなサービスが提供されています。
コマの提供もそのうちの一つで、出版社や著作者から許可をもらってSNSで使用できるようにしてくれている凄いサービス!
また許可されている漫画であれば、自分で使いたいコマを投稿することも出来るようです。
是非使ってみたいですね。
最後に、直リンクはやめよう
直リンクとは、例えば別のサイトの画像などを参照で使用する場合、直接その画像のURLを記事に貼りつけて画像を表示させることです。
直リンクで貼られた画像は、表示されるたびに元のサイトの画像を呼び出している為に元サイトのサーバーに負担がかかってしまいます。
そうすると元サイトの読み込みが遅くなったりして、迷惑をかけることになります。
どうしてもリンクを貼りたい時は、一度自分のサイトに画像をアップロードするなどマナーを守って貼りましょう。もちろん規約も確認しましょう。
直リンクについてはまた調べて記事にしたいと思います。
今日はこのへんで~